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2026年06月15日

介護認定を受けるとどうなる?申請の流れ・要介護認定の基準・実家売却前に知っておきたいポイント

介護認定を受けるとどうなる?申請の流れ・要介護認定の基準・実家売却前に知っておきたいポイント

親の物忘れが増えてきた。

一人暮らしが心配になってきた。

最近転倒することが増えた。

このような状況になると、 介護認定を受けた方がいいのではないかと考える方が増えてきます。

しかし実際には、 介護認定を受けると何が変わるのか分からないという方も少なくありません。

今回は介護認定の流れや要介護区分、 メリット・デメリット、 そして介護施設入所後に発生する実家問題について解説します。


介護認定とは?

介護認定とは、 介護保険サービスを利用するために必要な手続きです。

市区町村へ申請し、 本人の身体状況や認知機能などを調査した上で、 介護の必要度が判定されます。

認定区分

  • ・要支援1
  • ・要支援2
  • ・要介護1
  • ・要介護2
  • ・要介護3
  • ・要介護4
  • ・要介護5

数字が大きいほど介護の必要性が高くなります。


介護認定を受ける流れ

  • ・市役所へ申請
  • ・認定調査員による訪問調査
  • ・主治医意見書の提出
  • ・一次判定
  • ・介護認定審査会
  • ・結果通知

申請から結果通知までは、 おおよそ1か月程度かかることが一般的です。

認知症がある場合や、 日常生活で困っていることは調査時に正確に伝えることが重要です。


要介護1・2でも施設入所が難しい理由

多くの方が誤解していますが、 要介護認定を受ければすぐに特別養護老人ホームへ入れるわけではありません。

知っておきたいポイント

  • ・特養は原則要介護3以上
  • ・要介護1~2は入所が難しいケースが多い
  • ・有料老人ホームは入居可能な場合が多い
  • ・サービス付き高齢者向け住宅も選択肢になる

そのため、 要介護1や要介護2の段階では、 在宅介護を続けながらデイサービスや訪問介護を利用する方も多くいます。


介護認定を受けるメリット

  • ・訪問介護が利用できる
  • ・デイサービスが利用できる
  • ・福祉用具レンタルが利用できる
  • ・住宅改修補助を利用できる場合がある
  • ・家族の介護負担を軽減できる

特に手すり設置や段差解消など、 住宅改修費の支給制度を利用できることは大きなメリットです。


介護認定を受けるデメリット

  • ・介護サービス利用料が発生する
  • ・ケアマネジャーとの調整が必要になる
  • ・更新手続きが必要になる
  • ・施設入居費用が発生する可能性がある

ただし、 介護認定そのものに大きなデメリットはありません。

むしろ必要な支援を受けられず、 家族だけで介護を抱え込む方が負担は大きくなります。


実際の相談事例

相談内容

80代のお母様が要介護2の認定を受け、 一人暮らしが難しくなったため長男様宅で同居を開始。

しかし実家はそのまま残され、 月に1回片道2時間かけて換気や草刈りを続けていました。

固定資産税も年間約9万円かかっており、 誰も住まない家の維持に悩まれていました。

問題点

  • ・施設費用と空き家維持費が二重に発生
  • ・庭木が伸び近隣から苦情
  • ・管理のために毎月往復4時間以上必要
  • ・将来の相続人も利用予定がない

解決方法

将来的な居住予定がないことを確認し、 売却を選択。

空き家の管理負担がなくなり、 施設費用へ充てる資金も確保できました。


まとめ

介護認定は、 必要な介護サービスを利用するための重要な制度です。

  • ・要介護認定で介護サービスが利用できる
  • ・要介護1~2は施設入所が難しい場合がある
  • ・介護費用と空き家管理費の両方が発生するケースがある
  • ・親が施設へ入ったら実家の活用方法も考える必要がある

介護の問題と空き家の問題は、 別々ではなく同時に発生することが少なくありません。

将来誰も住む予定がない実家であれば、 早めに方向性を検討することが大切です。

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この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。 他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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