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2026年06月04日

恵那市|田んぼ付き実家は売れる?農地転用できたケースと、できないケースを解説

「実家だけなら売れそうだけど、田んぼがあるから難しい…」

恵那市では、このようなご相談を非常に多くいただきます。

特に東濃エリアでは、昔ながらの住宅に田んぼや畑が付いているケースが多く、 相続後に管理できなくなってしまうケースも少なくありません。

「農地があるだけで急に話が難しくなる」

実際、住宅だけの売却と違い、 農地は法律・許可・買主条件などが絡むため、進め方を間違えると何年も動かないケースもあります。


ご相談内容|田んぼ付き実家を相続したケース

今回ご相談いただいたのは、恵那市にある築50年以上のご実家でした。

母屋のほかに、

  • 田んぼ数筆
  • 農機具小屋
  • 一部使われていない畑

が付属している状態でした。

相続後しばらくは維持されていましたが、

  • 草刈りが大変
  • 固定資産税がかかる
  • 遠方で管理できない
  • 農業を継ぐ人がいない

という理由から、売却をご検討されていました。


農地があると何が難しいのか?

住宅だけであれば通常の不動産売買で進められますが、 農地がある場合は「農地法」が関係してきます。

農地売買でよくある問題

  • 買主が農家資格を持っていない
  • 農地転用許可が下りない
  • 接道が悪い
  • 市街化調整区域だった
  • 農振農用地に入っている

特に恵那市では、市街地を少し離れると農振区域に入っている土地も多く、 「自由に使える土地」ではないケースも珍しくありません。


今回の解決方法|農地転用ができたケース

今回のケースでは、住宅横の一部田んぼについて、 条件を満たしていたため農地転用が可能でした。

具体的には、

  • 住宅に隣接していた
  • 周辺も住宅が増えていた
  • 接道条件を満たしていた
  • 農振除外が不要だった

という点が大きかったです。

実際の進め方

  • 行政へ事前相談
  • 農地法5条申請
  • 司法書士・土地家屋調査士と連携
  • 買主側の計画確認

最終的には、 住宅+一部農地をまとめて買取という形で進めることができました。


■ 逆に「できないケース」もある

一方で、すべての農地が転用できるわけではありません。

特に難しいのが、

  • 農振農用地
  • 山奥の孤立農地
  • 接道がない土地
  • 大型農地
  • 周辺が完全に農業エリア

などです。

実際によくあるケース

「家は売れそうだけど、田んぼだけ残ってしまう」

この場合、 農家の方へ売却するか、 近隣へ貸すか、 維持管理を続けるか、 別方向で検討が必要になります。


「とりあえず放置」が一番危険

田んぼ付き空き家で最も多いのが、 「どうしていいか分からず数年経ってしまった」というケースです。

特に農地は、

  • 草刈り
  • 害獣被害
  • 近隣からの苦情
  • 不法投棄
  • 固定資産税

など、維持負担が想像以上に大きくなります。

また、相続人が増えるほど話も複雑になります。

まずは「売れる状態なのか」を確認することが大切

農地は、場所・接道・区域によって可能性が大きく変わります。
だからこそ、最初の調査と方向性整理が非常に重要です。

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この記事の監修者

滝田 謙介 (空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組み、地域に根差した丁寧なヒアリングを大切にしています。

【対応可能エリア】

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