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2026年07月10日

実家を売ることへの罪悪感、どう乗り越えるか|多治見市の空き家相談でよく聞く話

実家を売ることへの罪悪感、どう乗り越えるか|多治見市の空き家相談でよく聞く話

「父が一生かけて建てた家ですから、売るのはどうしても気が引けて」

「親が生きていたら反対するだろうと思うと、なかなか決断できないんです」

多治見市で空き家の相談をいただく際、こういった言葉をよく耳にします。売却を検討しながらも、罪悪感がブレーキになって何年も動けないでいる方は、決して少なくありません。

今日はそのブレーキについて、少し一緒に考えてみたいと思います。


罪悪感を感じるのは、家族を大切にしてきた証拠です

まず最初に言わせてください。実家を売ることに罪悪感を覚えるのは、ごく自然なことです。親御さんとの思い出が詰まった場所を手放すことへの抵抗感は、家族を大切にしてきた気持ちの表れだと思います。

ただ、その罪悪感が「本当に正しい判断」を妨げていることがあります。感情と事実を少し分けて考えてみると、見え方が変わることがあります。


「売る=捨てる」ではありません

罪悪感の根っこにあるのは、「売る=親や思い出を捨てる」というイメージではないでしょうか。でも実際にはそうではないと思っています。

家という建物を手放しても、そこで過ごした時間や親御さんとの記憶は消えません。写真も残りますし、記憶はずっとあなたの中にあります。建物はあくまで器であって、大切なものは器の中にあったものです。

むしろ、誰も管理できずに荒れ果てていく実家を見続けることの方が、親御さんへの申し訳なさにつながるケースもあります。きちんと次の人の手に渡り、建物や土地が活用されることは、ある意味で実家を大切にすることにもなると考えることができます。


「親が反対するはず」という思い込みを一度疑ってみる

「親が生きていたら売ることを反対するだろう」という声もよく聞きます。ただ、これは確認できない話でもあります。

実際に、「亡くなる前に『家のことは迷わず売っていい』と言っていた」という方もいます。親御さん自身も、子供たちに余計な負担をかけたくないと思っていたケースは多いものです。「子供に迷惑をかけたくない」という気持ちは、多くの親が持っていることです。

もし親御さんがまだご存命であれば、思い切って聞いてみることをおすすめします。案外あっさり「好きにしていい」と言われることもあります。


決断できないまま時間が経つことのコスト

罪悪感を抱えたまま何年も決断できずにいると、その間にもさまざまなことが進んでいきます。

・固定資産税・管理費・草刈り代が毎年かかり続ける
・建物が傷み、売れる金額が下がっていく
・節税特例(相続から3年10ヶ月の取得費加算など)の期限が近づく
・相続人が増え、権利関係が複雑になっていく
・自分自身の体力・気力が低下し、対応が難しくなる

「決断しない」という選択も、一つの選択です。ただ、その選択にもコストが伴うことは知っておいていただきたいと思います。


罪悪感と向き合いながら、少しずつ前に進む

罪悪感を完全に消す必要はありません。そういう気持ちを抱えながらでも、一歩ずつ前に進むことはできます。

まず査定だけ受けてみる。金額を知るだけでも、判断の材料になります。売ると決めなくても、選択肢を知っておくことができます。相談してみたら「意外と早く気持ちの整理がついた」という方は多いです。

多治見市の実家のこと、話すだけでも構いません。一人で抱え込まずにお声がけください。

多治見市の空き家、気持ちの整理から始めても大丈夫です

多治見市全域対応。売ると決めていなくても、話を聞くだけでも歓迎です。無理な営業は一切しません。

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この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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