認知症になったらリースバックはできる? 子ども世代が知っておきたい「住み続ける」という選択肢

2026年02月12日

認知症になったらリースバックはできる? 子ども世代が知っておきたい「住み続ける」という選択肢

親が認知症になる前に知っておきたい「リースバック」という選択肢

「施設に入る予定はないけど、将来が不安」
「介護費用のためにお金は必要。でも家は出たくない」

そんなときに出てくるのが、リースバックという方法です。

でも―― 親が認知症になったら、リースバックはできるの?

結論から言うと、状況によっては難しくなる。ただし、元気なうちなら選択肢になります。


そもそもリースバックとは?

簡単に言うと、以下の仕組みです。

  • 自宅を売却する
  • そのまま賃貸として住み続ける
💡 メリット

まとまった資金を確保しながら、引っ越さずに生活を続けられるため、高齢世帯からの相談が増えています。


認知症になると何が問題になるの?

不動産の売却は「契約行為」です。本人が以下の内容を正しく理解し、判断できなければ原則として契約はできません。

  • 売却の意味を理解しているか
  • 条件を理解しているか
  • 自分の意思で判断できるか

つまり、認知症が進行し、意思確認ができない状態ではリースバックも難しくなります。


成年後見を使えばできる?

理論上は可能ですが、高いハードルがあります。

  • 家庭裁判所の許可が必要
  • 「本人の利益になるか」が厳しく判断される
  • 手続きに時間がかかる

リースバックは「売却+賃貸契約」という二重の契約になるため、慎重に判断されるケースが多いのが現実です。


いちばん大切なのは“タイミング”

実際の相談でも、「もっと早く知っていれば…」「判断できるうちに話しておけばよかった」という声は少なくありません。

売る・売らないは別として、元気なうちに選択肢を知っておくこと、情報だけでも持っておくことが安心につながります。

✔ リースバックが向いている人

  • 住み慣れた家を離れたくない
  • 介護費用や生活費に余裕を持ちたい
  • 子どもに負担をかけたくない
  • 将来的に相続を整理しておきたい

✖ 別の方法が合うケース

  • 将来施設入居が決まっている
  • 家賃の支払いが難しい
  • 相続人の合意が取れない

「売る=出ていく」ではない

不動産の相談は「売るか、残すか」の二択になりがちですが、実際には「売って住み続ける」「一部だけ現金化する」といった選択肢もあります。

💡 今できること
  • 今のうちに家族で話しておく
  • 制度や仕組みを知っておく
  • 無理に決めなくても、相談だけしておく

それだけで、将来の安心は大きく変わります。

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