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「実家を売りたいけど、中の荷物がそのままなんです」
土岐市の空き家について相談を受けているとこういう話は珍しくありません。
家具。食器。布団。衣類。昔のアルバム。
親が長く暮らしていた家ほど荷物は多くなります。
「全部捨ててから売らないといけない」
そう思っている方も多いです。
でも、本当に全部片づけてからでないと売れないのでしょうか。
土岐市が公表している第2次土岐市空家等対策計画には、空き家所有者への意向調査が掲載されています。
その中で空き家を利活用する際の懸念として最も多かったのが「家財道具を片付けることが手間」という回答でした。
土岐市の空き家所有者への意向調査
・家財道具の片づけが負担になっている
・遠方に住んでいて維持管理が難しいという声も多い
・空き家の今後について「売却したい」という人が約6割
出典:土岐市「第2次土岐市空家等対策計画」
荷物についての悩みはめちゃくちゃ多い。
家を売ること自体より、その前の荷物整理で止まってしまう。
実家じまいではよくあります。
親が亡くなったあとに実家を相続したとします。
自分は地元を離れて暮らしている。
仕事もある。家庭もある。
そこから休日を使って実家の荷物を少しずつ処分する。
これが思った以上に大変です。半年以上かかったという方もよく聞きます。
実家の荷物整理でよく出てくるもの
・大型家具
・タンス
・冷蔵庫や洗濯機
・布団
・食器
・衣類
・古い家電
・本や雑誌
・仏壇
・写真やアルバム
・農機具や工具
・庭に置かれた物
特に難しいのが「捨てるか迷うもの」です。
写真やアルバムは捨てにくい。
手紙やなんとなく必要そうな説明書なんかも捨てにくい。
高そうに見える食器や桐箪笥もある。メルカリやジモティーなら使う人がいるのでは…。
これはいる?いらない?1つ1つに頭を使う・・・。こうして片づけが進まなくなります。
ここは知っておいてほしいところです。
家の中に荷物が残っている状態でも不動産の査定はできます。
むしろ、片づける前に一度査定してみる方法もあります。
片づける前に査定するメリット
① 先に売却価格の目安が分かる
「このくらいなら売ろう」と判断しやすくなります。
② 自分で片づける量を減らせる場合がある
売却方法によっては、荷物を残した状態で相談できるケースがあります。
③ 無駄な処分費用をかけずに済む可能性がある
何十万円もかけて片づけたあとに売却するより、先に相談したほうがいい場合があります。
もちろん、荷物の量や物件の状態によって対応は変わります。
全部残したままでいいという話ではありません。
ただ「全部片づけてからじゃないと何も始められない」と思う必要はありません。
土岐市の人口は減少しています。
市の人口統計によると、平成7年には66,598人だった人口が、令和7年には53,622人まで減っています。2026年7月末時点では53,195人です。
土岐市の空家等対策計画でも、人口減少や建物の老朽化を背景に空き家の増加が見込まれるとしています。
平成30年の住宅・土地統計調査では、管理不全な空き家である可能性が高い住宅が市内に約1,970戸あるとされています。
空き家は「持っているだけ」でも手間がかかります
・草が伸びる
・庭木が伸びる
・雨漏りに気づけない
・害虫が発生する
・郵便物がたまる
・不法侵入が心配になる
・建物の傷みが進む
荷物の整理に時間をかけている間にも、建物は古くなっていきます。
ここは意外と忘れられがちです。
実家の片づけでは、全部を一気に処分する必要はありません。
写真や手紙など、残したいものは先に確保する。
そのうえで家具や家電など、売却にあたって必ずしも残す必要のないものを整理していく。
この順番でも十分です。
まず決めるのはこの3つ
残すもの
写真、手紙、思い出の品など。
処分するもの
不要な家具、家電、衣類など。
判断を後回しにするもの
価値があるか分からないものや、家族で相談したいもの。
全部を一日で終わらせようとしないことです。
それだけでもかなり楽になります。
土岐市では空き家バンク制度も設けられています。
空き家の売却や賃貸を希望する所有者と、購入や賃借を希望する人を市のホームページなどでつなぐ制度です。
また現在は空き家バンク登録促進キャンペーンも実施されています。
ただし、空き家の状態や荷物の量などによって向いている売却方法は変わります。
「空き家バンクに登録するか」
「一般の売却にするか」
「買取を検討するか」
最初に査定をしてから決めても遅くありません。
「荷物が多いから売れない」
「片づける時間がないから、そのままにしている」
こうして何年も経ってしまうことがあります。
土岐市の空き家対策でも、家財道具の片づけは大きな課題になっていますが
最初から全部自分で背負わなくてもいいと思います。
まず家の状態を見る。
次に売却価格を知る。
そのあとで荷物をどうするか考える。
この順番なら動きやすくなります。
土岐市の空き家なら無料査定からご相談ください
家の中に荷物が残っている。
家具がたくさんある。
何年も空き家になっている。
遠方に住んでいて片づけに行けない。
そんな状態でもご相談いただけます。
「まだ売ると決めていない」という段階でも大丈夫です。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。