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「兄と私と妹の3人で相続したんですが、もう全員70代になってしまって。なかなか動けなくて」
御嵩町でこういう状況のご相談が多くあります。相続人全員が高齢化しているケースは、御嵩町の小さな町ならではの傾向でもあります。全員が動ける今のうちに動くことが最善です。
御嵩町の人口データ
・2020年(国勢調査):約17,727人
・2025年4月(住民基本台帳):約16,194人
・高齢化率(2020年):約35.5%(岐阜県統計課)
・2050年推計:約13,000人台(国立社会保障・人口問題研究所 令和5年推計)
御嵩町は東濃エリアの中でも小規模な自治体で、高齢化率が約35%と高水準です。2050年には人口が現在の約75%以下になると見込まれています。隣接する可児市への人口流出も続いており、住宅需要は今後さらに落ちていく可能性があります。
ケース① 相続人全員が高齢化して動けなくなりつつある
「兄弟3人で相続しましたが、全員70代後半になって体力が落ちてきました。まだ全員元気ですが、いつまでもそうとは限らない」
共有不動産の売却には全員の有効な同意が必要です(民法第251条)。一人でも認知症を発症すると成年後見人の選任が必要になり、手続きが大幅に複雑になります。「まだ全員元気」な今が最善のタイミングです。
ケース② 登記が父の名義のまま30年以上経っている
「父が亡くなって30年以上、登記を変えていませんでした。今さら動けるか心配で」
2024年4月から相続登記が義務化されました。過去の相続も2027年3月31日までに対応が必要です(不動産登記法第76条の2)。30年経っていても遅くはありませんが、早いほど良いです。司法書士に相談しながら登記と売却を並行して進めることができます。
ケース③ 「業者に頼むと安く買い叩かれる」と心配している
「不動産業者は信用できないと思っていて。買い叩かれるんじゃないかと」
この不安は理解できます。複数の業者から査定を受けて比較することが一番の対策です。1社だけに相談すると「これが相場」と思い込んでしまいます。宅地建物取引業の免許を持つ業者か確認し、査定理由を丁寧に説明してくれる業者を選ぶことが大切です。
ケース④ 固定資産税通知書が上がっていた
「今年の固定資産税の通知書を見たら、去年より上がっていました。なんでですか」
固定資産税が突然上がる主な原因は①3年ごとの評価替えで評価額が上昇した②管理不全空家として勧告を受けて住宅用地特例が解除されたのどちらかです。通知書の課税標準額欄を確認して、評価額の1/6になっているか確認してください。1/6になっていない場合は特例が外れている可能性があります。
① 共有者全員の健康状態・意向を確認する
全員が意思能力を持っているうちに話し合いを進める。一人でも認知症が進むと手続きが止まる。
② 相続登記の状況を確認する
未登記なら2027年3月31日の期限に向けて早急に動く。
③ 固定資産税通知書の課税標準額を確認する
評価額の1/6になっているか確認。なっていない場合は理由を調べる。
④ 節税特例の期限を確認する
3,000万円控除(3年)・取得費加算(3年10ヶ月)の期限を計算する。
⑤ 複数業者に査定を依頼する
1社だけでなく複数の業者に査定を依頼して比較する。
御嵩町の空き家・実家、まずご相談ください
御嵩・伏見・上之郷・古屋敷など御嵩町全域対応。共有者が複数いる場合の進め方も含めてご提案します。提携司法書士のご紹介も可能です。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。