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春日井市は、住みやすい街ランキング上位の市です。
名古屋市に隣接し、JR中央線や名鉄小牧線などで名古屋方面へのアクセスも良く、買い物や生活に必要なものも揃いやすい地域です。
実際、人口30万人を超える大きな住宅都市ですが 「住みやすい街だから、どんな家でも売りやすい」と考えるのは少し注意が必要です。
春日井市の人口は2020年に31万1,127人でしたが、2025年には30万5,149人となっています。
市の推計では、2030年には29万6,465人、2040年には27万3,421人、2050年には24万9,250人まで減少する見込みです。
春日井市の人口推移
2020年 31万1,127人
2025年 30万5,149人
2040年 27万3,421人
2050年 24万9,250人
※春日井市「第9次春日井市高齢者総合福祉計画」の人口推計による
2025年の春日井市の高齢化率は26.2%で、およそ4人に1人が65歳以上という状況です。
さらに市の推計では、2040年には32.1%、2050年には34.8%になるとされています。
これは空き家問題とも深く関わってきます。
親が高齢になり、子どもが別の地域で暮らしていて 相続によって実家を取得したものの、住む予定がない。 こうした家が少しずつ増えていくことが考えられます。
ここが今回一番お伝えしたいところです。
春日井市全体で見ると、中古戸建の取引は活発に行われています。 2025年の中古戸建の取引データでは、春日井市全体の平均は約94.9万円/坪となっています。
しかし、地域別に見ると差があります。
2023~2025年の中古戸建取引の一例
勝川町 約149.9万円/坪
神領町 約112.4万円/坪
藤山台 約69.1万円/坪
石尾台 約57.6万円/坪
※実際の価格は築年数、土地・建物面積、駅距離、状態などによって大きく異なります。
駅からの距離でも傾向があり、2023~2025年の取引では、駅徒歩5分以内の中古戸建が約105.0万円/坪、徒歩16分以上では約90.7万円/坪となっています。
春日井市は確かに住宅需要のある地域ですが
駅から離れた古い家、長期間使われていない家、管理されていない空き家などになると話は変わってきます。
特に築年数が古く、建物の状態も良くない場合は、買主が購入後にリフォームや解体などを考えなければならず、購入を検討する人が限られることがあります。
放置すると、さらに売りにくくなることも
空き家は誰も住まなくなると、換気されなくなり、雨漏りや湿気などの異常にも気づきにくくなります。
庭木や雑草が伸び、害虫が発生したり、建物の傷みが進んだりすることもあります。
「いつか売ればいい」とそのままにしている間に、家の状態が悪くなってしまうケースは珍しくありません。
今すぐ売却する必要がなくても、親が住んでいる実家について「将来どうするか」を家族で話しておくことは大切です。
「まだ住んでいるから関係ない」と思うかもしれませんが 人口減少と高齢化が進む中では、今後も同じ条件で売却できるとは限りません。
これからも住宅需要のある地域だと思います。 だからこそ、家の立地や状態によっては、早めに売却方法を考えておくことも大切です。
「この家、どうしようかな?」という段階でも大丈夫です
空家パートナーでは、春日井市の空き家や実家の無料査定を行っています。
古い家、荷物が残っている家、長期間使っていない家なども、まずは現在の価値や売却方法を知るところからご相談いただけます。
「まだ売るか決めていない」という方でもOKです。 将来の選択肢を知っておくだけでも、実家や空き家のことを考える第一歩になります。
【参考資料】春日井市「第9次春日井市高齢者総合福祉計画」/国土交通省「不動産情報ライブラリ」
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。