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豊田市には、山村地域などの空き家を売りたい人と、豊田市で暮らしたい人をつなぐ「空き家情報バンク」があります。
「空き家になった実家を売りたいから、まずは空き家バンクに登録しよう」と考える方もいると思いますが、
豊田市内にある空き家なら、どこでも登録できるわけではありません。
対象となる地域が決められており、対象地域内でも物件の状態によっては登録できない場合があります。
空き家バンクを利用するなら、まず確認したいのは「場所」と「物件の状態」です。
空き家情報バンクは、山村地域等にある空き家を対象とした制度です。
現在、次の地域は全域が対象になっています。
旭地区
足助地区
稲武地区
小原地区
下山地区
一方で、藤岡・石野・松平・猿投台・高橋の各地区は、一部の小学校区などに対象地域が限られています。
例えば藤岡地区では御作小学校区、猿投台地区では西広瀬小学校区、高橋地区では矢並小学校区などが対象です。
同じ「豊田市の空き家」でも、住所によって空き家バンクに登録できるかどうかが変わります。
もう一つ注意したいのが、物件そのものの状態です。
空き家バンクへの登録を申し込んだ後、市の担当者と宅建協会による現地確認が行われます。
設備や間取り、条件などを確認したうえで、空き家バンクに登録して情報提供する流れです。
そのため、対象地域にあるからといって、必ず登録できるわけではありません。豊田市も「物件の状態によっては、登録できない場合があります」と案内しています。
例えば、こんな家は早めの確認がおすすめです。
長年使っておらず傷みが進んでいる家
雨漏りなどの不具合がある家
家財道具が大量に残っている家
建物や設備の状態がよく分からない家
「古いから絶対にダメ」ということではありません。
大切なのは、今の建物がどのような状態なのかを確認したうえで、その物件に合った売り方を考えることです。
空き家バンクは、一般的な不動産売却とは少し仕組みが違います。
豊田市では、空き家の情報を公開した後、購入や入居を希望する人と地域との面談などが行われます。
その後、所有者と購入希望者との間で契約交渉を進めます。
豊田市が売買契約の仲介をする制度ではなく、宅建協会による仲介を利用する方法と、所有者と相手方が直接契約交渉を行う方法があります。豊田市は、契約トラブル防止のため宅建協会による仲介を推奨しています。
空き家バンクに登録できたとしても、登録=売却成立ではありません。
買いたい人が見つかるまで時間がかかることも考えておく必要があります。
「空き家バンクに登録できないような家なら、売れないのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、
空き家バンクはあくまで売却方法の一つです。
対象地域ではない場合や、物件の状態などを理由に登録できない場合でも、一般の不動産売却や不動産会社による買取など、別の方法を検討できます。
特に豊田市は、市域が広く、住宅地と山間部では不動産の条件が大きく異なります。
場所、道路、土地、建物の状態、周辺環境などを見て売却方法を決めることが大切です。
空き家バンクに登録するか、一般売却にするか、買取を検討するか。
検討を先延ばしにして、家をそのまま放置するのはおすすめできません。
人が住まなくなった家は、換気されないことで湿気がこもり、雨漏りや水回りの不具合にも気づきにくくなります。庭木が伸びたり、害虫が発生したりすることもあります。
建物の傷みが進めば、売却するときに修繕や解体などの費用が必要になるケースもあります。
特に遠方に住んでいて、豊田市の実家を定期的に見に行けない方は、早めに一度現地を確認しておくことが大切です。
最初から「空き家バンクに出す」と決めるより、まずは自分の家がどの方法で売るのに向いているのかを確認することが大切です。
長年空き家になっている実家や、豊田市の山間部にある古い家など、「こんな状態でも売れるのかな」と思う物件でも、一度ご相談ください。
空家パートナーでは、豊田市の空き家も無料で査定しています
空き家バンクの対象地域かどうか分からない。
古すぎて売れるか心配。
家財道具を片付けていない。
遠方に住んでいて管理できない。
このような場合も、まず現在の物件の状態を確認するところから始められます。
出典:豊田市「空き家情報バンク」「豊田市の山村地域等に空き家をお持ちの方」
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。