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2026年09月18日

空き家の草木・擁壁・敷地。売却前に確認したいこと

空き家を所有していると、「庭の草木が伸びてしまった」「ブロック塀が古い」「雨が降ると敷地に水が溜まる」など、建物以外の部分が気になることがあります。

特に長期間使っていない実家や、少し郊外にある空き家では、建物だけでなく外側の確認も重要です。

売却するからといって、草木の剪定や伐採、ブロック塀の補修、排水工事などを先に全部行う必要があるとは限りませんが、

現在の状態を確認して、どこまで対応する必要があるのかを判断することが大切です。

① 草木の問題

空き家でまず目につきやすいのが、庭の雑草や庭木です。

人が住まなくなると庭の手入れをする機会も減ります。数か月そのままにしていると、雑草が伸びるだけでなく、庭木や竹も大きくなります。

さらに隣地への越境や害虫の発生などにつながる可能性もあります。

草木で確認したいこと

雑草が敷地内に広がっていないか
庭木の枝が道路や隣地にはみ出していないか
竹が増えていないか
敷地内に入ることが難しい状態になっていないか
草木によって建物の確認ができない場所がないか

売却を考えている場合は、庭を全部きれいにしてから査定を受けるのではなく、まず現在の状態を見てもらう方法もあります。

実際に空家パートナーでは、多治見市大針町で、草木が生い茂った状態の空き家を買い取った実績があります。

草木が伸びている=売れない、ではありません。
剪定や伐採にお金をかける前に、今の状態で査定してもらうという選択肢があります。

② 擁壁・ブロック・雨水などの問題

草木とは別に空き家の敷地で確認しておきたいのが、擁壁やブロック塀、排水などです。

特に古い住宅では、建物だけでなく敷地の構造物も古くなっています。

例えば、擁壁にひび割れがある、ブロック塀が傾いている、雨が降ると水が溜まる、敷地内の雨水が隣地側へ流れているなどです。

敷地・構造物で確認したいこと

擁壁にひび割れや膨らみがないか
ブロック塀が傾いていないか
大雨の後に水が溜まる場所がないか
排水溝や側溝が詰まっていないか
雨水が隣地へ流れ込む状態になっていないか
斜面や法面に崩れた跡がないか

補修費用が高額になるケースもあるため、まず現状を確認し、その状態を前提に売却できるのか、補修したほうがよいのかを判断することが重要です。

空き家を売るとき、「庭木を切って、雑草を刈って、ブロックを直して、擁壁も補修してからでないと売れない」と考えがちですが

例えば、庭木の伐採に数万円かけても、その費用分だけ売却価格が上がるとは限りません。擁壁や排水設備については、状態によってはさらに大きな費用が必要になることもあります。

「何にいくらかけるか」を決める前に、「今の状態ならいくらで売却できるのか」を確認する。
空き家を売る前に情報収集すべきことの1つです。

遠方に住んでいるなら管理を続ける方法も考えておく

多治見市に実家があるものの、所有者本人は市外に住んでいるというケースもあります。

自分で草刈りや庭木の手入れをするために毎回遠方から通うのは簡単ではありません。

市では、空き家の外観や建物、雑草、庭木などを確認して写真付きで報告する「空き家見守りサービス」があります。

1回2,500円(税込)で利用でき、定期的な見守りにも対応しています。

売却するか、しばらく所有するか決まっていない場合でも、こうした管理方法を知っておくと選択肢が増えます。


家の売却では、建物だけでなく土地の広さや形、道路との関係、周辺環境、敷地の状態などを含めて判断します。

「まず庭をきれいにしよう」と考えているなら

剪定・伐採や補修工事をする前に、一度そのままの状態で査定をおすすめします。
必要な対応を確認してから、売却するのか、管理を続けるのかを考えても遅くありません。

空家パートナーでは草木が伸びた物件や古い建物、敷地に問題がある物件などもご相談いただけます。

「この状態で売れるのか分からない」という段階でも構いません。まず現在の状態を確認し、いまならいくらなのか、必要以上に費用をかけずに売却する方法をご提案します。

この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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