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「火災保険に入ろうと思ったら断られた…」
最近、多治見市の空き家相談で実際に増えているのが、このご相談です。
特に築40年以上の空き家では、老朽化や雨漏り、長期間の空室を理由に保険加入を断られるケースが少なくありません。
今回は、多治見市で実際に増えている“火災保険に入れない空き家問題”について、空き家数や現状も交えながら詳しく解説します。
多治見市では、空き家問題が年々深刻化しています。
2023年時点の統計では、多治見市の空き家数は約5,180戸。
2018年には6,740戸まで増加しており、現在も多くの空き家が存在しています。
特に問題となっているのが、
「相続後そのまま放置されている築古空き家」です。
実際に多治見市の空き家対策計画でも、腐朽・破損のある空き家が多数存在すると公表されています。
出典:多治見市 空家等対策計画
出典:総務省 住宅・土地統計調査
空き家でも火災保険は必要です。
しかし、実際には加入できないケースが増えています。
よくある断られる理由
・築年数が古い(築40〜50年以上)
・雨漏りや腐食がある
・長期間空室になっている
・人が住んでいない
・シロアリ被害がある
・建物管理がされていない
特に空き家は「住宅用」ではなく「一般物件扱い」になることがあり、保険料も高くなりやすい傾向があります。
さらに最近は、自然災害の増加や老朽化リスクから、保険会社側の審査自体が厳しくなっています。
実際にご相談でも、
「写真を送ったら断られた」
「雨漏りを理由に加入不可だった」
「築年数だけで受付できないと言われた」
というケースが増えています。
問題は、「保険に入れない=放置していい」ではないことです。
むしろ、保険に入れないほど老朽化している空き家ほど、事故リスクは高くなります。
実際に起こりうるトラブル
・漏電による火災
・台風で屋根材が飛散
・倒木や外壁落下
・第三者への損害賠償
・不法侵入や放火
しかも、保険未加入の場合、これらの修繕費や賠償費用を自己負担しなければならない可能性があります。
築50年以上の空き家
相続後、数年間空き家となっていた戸建てでした。
火災保険へ加入しようとしたところ、
という理由から加入を断られてしまったとのことでした。
結果的に、「このまま維持し続けるのは危険」と判断され、現状のまま買取という形でご相談いただきました。
空き家は、築年数が進むほど保険加入・売却・管理のすべてが難しくなっていきます。
「まだ大丈夫」と思っている間に、
保険にも入れず、修繕費だけが増えていくケースは少なくありません。
特に多治見市では、今後さらに高齢化と空き家増加が進むことが予想されています。
「管理する」
「売却する」
「そのまま買取してもらう」
どの選択が良いかは物件によって異なります。
まずは“今の状態”を知ることから
「火災保険に入れないかもしれない」
「古すぎて売れない気がする」
「管理が限界になってきた」
そんな状態でも大丈夫です。
まずは現状を整理するだけでも、今後の選択肢が見えやすくなります。
滝田 謙介 (空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組み、地域に根差した丁寧なヒアリングを大切にしています。
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