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2026年06月26日

突然の葬儀で慌てないために|お布施・遺影写真・葬儀費用・自治体補助まで事前に知っておきたいこと

突然の葬儀で慌てないために|お布施・遺影写真・葬儀費用・自治体補助まで事前に知っておきたいこと

「親が亡くなったら何をすればいいのかわからない」

実際に相続や空き家のご相談をいただく中でも、葬儀直後の混乱についてお話を伺うことは少なくありません。

特に多いのが、

  • ・お布施はいくら包むのか分からない
  • ・遺影写真が見つからない
  • ・葬儀費用がどれくらいかかるのか不安
  • ・親の通帳や保険証の場所が分からない
  • ・相続や空き家のことまで頭が回らない

人が亡くなると悲しむ時間もないまま、多くの手続きと判断が始まります。

今回は、実際によくあるトラブルも交えながら、事前に知っておきたいポイントを解説します。


葬儀で最初に困るのは「誰に連絡するか」

病院や施設で亡くなった場合、多くは数時間以内に搬送先を決めなければなりません。

この時点で葬儀社が決まっていないと、家族は大きく慌てることになります。

事前に確認しておきたいこと

  • ・葬儀社の候補
  • ・家族葬か一般葬か
  • ・宗教や宗派
  • ・菩提寺の有無
  • ・連絡する親族の一覧

特に菩提寺がある場合は、葬儀社より先に住職へ連絡するケースもあります。


お布施はいくら包めばいいの?

お布施は全国共通の金額が決まっているわけではありません。

地域や宗派、お寺との関係によって大きく変わります。

一般的によく聞く目安

  • ・読経料 10万円~30万円程度
  • ・戒名料 数万円~数十万円
  • ・御車代 5千円~1万円程度
  • ・御膳料 5千円~1万円程度

ただし実際には地域差が非常に大きいため、親族やお寺へ直接確認するのが最も確実です。


遺影写真で家族が揉めることもある

意外と多いのが遺影写真の問題です。

最近はスマホ写真からでも遺影を作れますが、本人らしい写真が見つからないケースも少なくありません。

  • ・20年以上前の集合写真しかない
  • ・帽子やサングラス姿しかない
  • ・本人が写真嫌いだった
  • ・家族ごとに選びたい写真が違う

終活の一環として、元気なうちに気に入った写真を残しておく方も増えています。


実際の相談事例

相談内容

80代のお父様が急逝。

家族は病院から「数時間以内に搬送先を決めてください」と言われましたが、葬儀社も決まっておらず、通帳や保険証の保管場所も分かりませんでした。

さらに遺影写真として使える写真が見つからず、古いアルバムを夜中まで探し続けたそうです。

問題点

  • ・葬儀社選びがゼロからだった
  • ・遺影写真が見つからない
  • ・親の契約関係が分からない
  • ・葬祭費制度を知らなかった
  • ・空き家になる実家の管理方針が未定だった

解決方法

葬儀後に保険証を確認し、葬祭費の申請を実施。

その後、相続手続きと実家の整理を進め、空き家になる前に売却準備へ着手しました。

ご家族からは「亡くなった後ではなく、生前に話し合っておくべきだった」とのお声をいただきました。


葬儀費用の補助制度はある?

意外と知られていませんが、国民健康保険や後期高齢者医療制度には「葬祭費」の支給制度があります。

岐阜県・愛知県の後期高齢者医療制度では、葬儀を行った方へ5万円の葬祭費が支給されます。申請しなければ受け取れないため注意が必要です。

申請時によく必要になるもの

  • ・葬儀の領収書
  • ・会葬礼状
  • ・喪主名義の口座
  • ・本人確認書類

また、生活保護受給世帯の場合は「葬祭扶助」が利用できる場合もあります。


まとめ

突然の葬儀では、悲しむ間もなく多くの判断を迫られます。

  • ・葬儀社を決めておく
  • ・遺影写真候補を残しておく
  • ・保険証や通帳の保管場所を共有する
  • ・葬祭費制度を確認しておく
  • ・実家や相続の方向性を話し合っておく

こうした準備だけでも、残された家族の負担は大きく変わります。

終活は縁起が悪いものではなく、家族への思いやりのひとつです。

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この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。 他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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