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2026年07月17日

可茂・可児地区で連続空き巣が発生。農作業風の3人組グループの手口と、今すぐできる防犯対策


今回の連続空き巣の手口

加茂・可児両警察署の管内で、ある日の昼間に集中して複数件の被害が発生しました。報告されている手口の概要は以下の通りです。

⚠️ 今回の被害の特徴

発生時間帯:昼間(日中)に集中
対象:主に郊外住宅街の2階建て民家
犯行グループ:農作業を思わせる格好をした3人組。車で乗りつけ複数の家を次々と狙う組織的な犯行
確認方法:インターホンを押して住民の不在を確認してから侵入
侵入方法:無施錠の勝手口・窓から侵入、または鍵を破壊して侵入
盗まれたもの:現金・貴金属・手提げ金庫・美容器具類・通帳類など
特記事項:インターホン本体を壊して持ち去るケースも(証拠隠滅・転売目的とみられる)

農作業風の服装は、郊外・田園地帯では極めて違和感を与えにくい「偽装」です。住民から見ても「近所の農家の人かな」と思ってしまう。その心理を巧みに利用した手口です。


「昼間に組織的に動く」グループが増えている

警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、2024年の侵入窃盗の認知件数は43,036件。そのうち住宅を対象としたものが全体の約41.6%(16,962件)を占め、1日あたり約46件のペースで発生しています。

💡 空き巣が多い時間帯(警察庁データ)

空き巣(住人が不在の状態での侵入)は、午前10時〜午後4時の昼間に最も多く発生しています。「夜中に泥棒が来る」というイメージとは逆に、日中の方がリスクが高いのです。

理由は単純です。昼間の方が住人が外出している可能性が高く、かつ人通りがあるため、「作業者」や「農作業の人」として不審に思われにくい。今回のグループも、まさにこの時間帯の特性を利用しています。


どんな家が狙われやすいか

警察庁および政府広報オンラインのデータをもとにすると、狙われやすい家には共通した特徴があります。

昼間に人気がない・留守がちに見える(郊外の戸建て、共働き世帯など)
門・フェンス・植栽が低く、敷地に入りやすい
勝手口・裏口・窓の鍵が古い・無施錠が多い
インターホンやカメラが設置されていない
周囲から見えにくい死角が多い(塀・植栽が視線を遮る)
近所付き合いが少なく、不審者を見かけても声をかけない地域

今回の被害が集中した郊外の2階建て民家は、まさにこれらの条件に当てはまりやすいエリアです。広い敷地・複数の出入口・昼間の人気のなさ。これらが組み合わさると標的になりやすくなります。


今すぐできる防犯対策

完璧な防犯は難しいですが、「侵入に時間がかかる家」にするだけで、犯人は諦めやすくなります。警察庁は「侵入に5分以上かかると約7割の犯人が諦める」というデータを公表しています。

① 鍵・施錠の強化(最優先)

勝手口・裏口・窓は必ず施錠する。「ちょっとそこまで」の外出でも鍵をかける習慣を
・玄関・勝手口に補助錠(ダブルロック)を追加する(1,000〜5,000円程度で設置可能)
・窓にはクレセント錠に加えて補助錠や窓ストッパーを取り付ける
・築年数の古い家の鍵はディンプルキー(ピッキングに強い鍵)に交換することを検討

② カメラ・センサーライトの設置

防犯カメラ(ダミーでも効果あり)を玄関・勝手口・駐車場に設置する
センサーライトを死角になりやすい場所(裏口・勝手口周辺)に設置する
・今回の被害でインターホンが盗まれたケースがあります。カメラ付きインターホンへの交換も有効です
・録画できるカメラは「記録が残る」という抑止力になります

③ 「不在を悟らせない」工夫

タイマー式照明を使い、夜間でも在宅しているように見せる
新聞・郵便物は溜めない(長期外出時は配達停止を依頼する)
・SNSや近所での「旅行・外出」の発信に注意。不在情報が漏れることがある
カーポートに車を停めるなど、「誰かいる」と思わせる工夫

④ 近所との連携・声かけ

・今回のような組織的な犯行は、複数の人の目があることが最大の抑止力になります
・「知らない車が止まっている」「農作業風の見知らぬ人が敷地周辺にいる」など、気になることがあればすぐ110番
・近所で「不審な車・人を見かけたら教え合う」関係を作っておくことが重要です
・加茂警察署・可児警察署のメール配信(メール119)に登録しておくと、最新の情報がリアルタイムで届きます

⑤ 貴重品の保管場所を見直す

・今回の被害では現金・通帳・手提げ金庫・貴金属が盗まれています
現金の自宅保管は最小限にする
・通帳と印鑑は別々の場所に保管する
手提げ金庫は持ち去られやすいため、据え付け型の金庫への買い替えを検討する
・貴重品はできるだけ銀行・貸金庫を活用する


空き家は特に注意が必要です

今回の被害は一般住宅が対象でしたが、空き家はさらに狙われやすいという現実があります。

💡 空き家が狙われやすい理由

・誰も住んでいないので、侵入されても発見が遅れる
・管理が行き届かず、鍵が古い・窓が無施錠になっていることが多い
・カメラやセンサーライトがなく、侵入しやすい環境になっている
・長期間人の出入りがないため、不審者が近づいても周囲が気づきにくい
・「この家は誰もいない」という情報が近所に知れ渡っているケースがある

空き家を遠方から管理している方は、定期的な確認が難しく、被害が起きても長期間気づかないことがあります。管理の限界を感じているなら、手放すことを検討する時期かもしれません。

可茂・可児エリアの空き家、管理でお困りの方はご相談ください

空家パートナーでは、可児市・美濃加茂市・御嵩町・八百津町など可茂・可児エリアの空き家を現状のまま買取しています。防犯上の心配から「早めに手放したい」という方のご相談も歓迎です。 また、当社では査定時など不審者・不審な動きを見かけた場合、最寄りの警察に通報いたします。今後も地域の安全に貢献していきます。

【参考資料・情報源】
・加茂警察署・可児警察署からの情報提供
・警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」
・政府広報オンライン「空き巣や強盗から命と財産を守る 住まいの防犯対策」
・警察庁「侵入窃盗の侵入口・侵入手口(令和6年)」

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この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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