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「兄弟で平等に相続したいから、家も共有名義にしよう。」
一見すると公平な方法に思えますが、空き家では共有名義が原因で売却できなくなるケースが少なくありません。
春日井市でも、相続から10年以上経って相談に来られる方の中には、「もっと早く動けばよかった」と話される方が多くいらっしゃいます。
相続直後は兄弟仲が良くても、時間が経つにつれて考え方は変わります。
実際によくあるケース
・長男は売却したい
・次男は貸したい
・長女は思い出があるから残したい
・連絡が取れない相続人がいる
このような状態になると、話し合いが進まず、空き家だけが残ってしまいます。
家全体を売却する場合は、原則として共有者全員の同意が必要になります。
一人でも反対すると、売却できないケースがあります。
相続人が亡くなると、その持分はさらに子どもへ相続され、共有者が増えていくこともあります。
10年後には…
兄弟3人だった共有者が、孫世代まで相続されて6人、9人と増えてしまうこともあります。
共有名義でも固定資産税は毎年発生します。
「誰が払うのか」で揉めるケースも珍しくありません。
また、草刈りや修繕、近隣対応なども誰かが行わなければならず、負担が一人に集中することもあります。
春日井市は住宅需要がある地域ですが、それでも築年数が古くなるほど売却は難しくなります。
「今は決められない」と先送りにしている間にも、建物は老朽化し、相続人は増え、問題は複雑になります。
共有名義にする場合でも、将来どうするのかを家族で話し合っておくことが重要です。
共有名義は公平なように見えますが、空き家では「何も決められない状態」を生みやすい制度でもあります。
親が元気なうち、または相続した直後に方向性を決めることで、将来の負担を大きく減らせます。
春日井市の空き家・相続相談は無料です
共有名義になる前のご相談、相続後の売却相談も承っています。「まだ売るか決めていない」という段階でもお気軽にご相談ください。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。 他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。