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「まだ元気だから、家の片づけはそのうちでいい。」
中津川市でも、実家の整理についてご相談いただく際、このように考えている方は少なくありません。
もちろん、元気なうちに無理をして家財を処分する必要はありません。
ただ、親が亡くなった後に子どもが一から片づけることになると、時間的にも精神的にも大きな負担になることがあります。
親が暮らしていた家には、家具や衣類だけでなく、通帳や契約書、写真、手紙、貴金属など、家族にとって重要なものが混ざっています。
子どもからすると、「これは大事なものなのか」「もう処分していいものなのか」が判断できません。
特に確認しておきたいもの
・通帳、印鑑、保険関係の書類
・不動産の権利関係書類
・年金や税金に関する書類
・生命保険の証券
・貴金属や現金
・家族の写真や思い出の品
親が元気なうちなら、「これは残してほしい」「これは処分していい」と本人に確認できます。
この違いは、相続後の家族にとって非常に大きなものです。
実家じまいで特に大変なのが、タンス、ベッド、食器棚、冷蔵庫などの大型家具・家電です。
自分の家から出すだけでも大変なのに、相続した実家が遠方にある場合は、処分のためだけに何度も現地へ通わなければならないことがあります。
こんな負担が発生することも
「週末のたびに実家へ帰る」
「大型家具を運び出すために人を集める」
「処分業者との日程調整をする」
「何度も立ち会いのために休みを取る」
仕事や子育てをしながらこれを続けるのは簡単ではありません。
だからこそ、親が元気なうちに少しずつ整理しておくことに意味があります。
「家を売るなら、まず荷物を全部処分しなければならない。」
そう思っている方も多いですが、必ずしもそうではありません。
空き家の状態によっては、家財が残ったままでも査定や買取の相談ができます。
大切なのは「先に相談する」こと
自分たちだけで何か月もかけて片づける前に、現在の家の価値を確認してみる方法もあります。
売却方法によっては、残置物の処分を含めて相談できる場合があります。
「全部片づけてから売る」だけが選択肢ではありません。
終活というと、遺言や相続について考えることをイメージする方が多いと思います。
しかし、実家の中にある物を整理することも、大切な終活の一つです。
すべてを処分する必要はありません。
「残したいもの」と「処分していいもの」を家族と一緒に整理しておくだけでも、将来の負担は変わります。
今からできること
① 貴重品・重要書類の場所を家族に伝える
② 思い出の品を整理する
③ 大型家具など不要なものを少しずつ減らす
④ 実家を将来どうするか家族で話す
⑤ 売却する可能性があるなら現在の価値を確認する
親としては「せっかく建てた家だから子どもに残したい」と考えるのは自然なことです。
しかし、子どもがすでに別の場所で生活している場合、実家を相続しても住む予定がないことがあります。
その場合、子どもは家だけでなく、固定資産税、管理、修繕、荷物の処分といった負担まで引き継ぐことになります。
本当に子どものためを思うのであれば、「家を残すこと」だけではなく、「負担を残さないこと」も一緒に考えてみることが大切です。
実家の家財整理は、亡くなってから始めなければならないものではありません。
親が元気なうちなら、本人に確認しながら進められるため、相続後の家族の負担を減らすことができます。
また、すでに荷物が大量に残っている空き家でも、すべてを処分してから売却する必要があるとは限りません。
「片づけるべきか」「売るべきか」「残すべきか」で迷ったら、まず現在の家の価値を知るところから始めてみてはいかがでしょうか。
中津川市の空き家・実家じまいのご相談は無料です
荷物が大量に残っている実家、相続したものの手をつけられていない空き家、遠方に住んでいて管理できない物件などもご相談ください。売却するかまだ決めていない段階でも大丈夫です。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。