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「瀬戸市なら愛知県だから需要があると思っていた」
実際にご相談いただくお客様からよく聞く言葉です。
確かに瀬戸市は名古屋市に隣接し、住宅需要もあります。
しかし、その需要が集中しているのは主に市街地や駅周辺です。
一方で、品野町や上品野町、下品野町など郊外エリアでは、相続した実家が何年も売れないケースも珍しくありません。
特に近年は人口減少や高齢化の影響もあり、 「そのうち売れるだろう」と考えて放置した結果、さらに売れにくくなる空き家が増えています。
瀬戸市郊外では次のような条件が重なると売却が難しくなります。
購入希望者は住宅ローンや将来の修繕費も考えながら物件を探します。
そのため、「安ければ売れる」という単純な話ではありません。
管理状態が悪い空き家ほど、購入後に多額の費用がかかるため敬遠される傾向があります。
空き家を所有しているだけでも様々な費用が発生します。
特に県外や市外に住んでいる相続人の場合、管理のために何度も現地へ通う必要があります。
数年単位で考えると、想像以上の負担になるケースも少なくありません。
相談内容
瀬戸市上品野町にある築48年の木造住宅。
所有者様は名古屋市在住で、お父様がお亡くなりになった後に相続されました。
「瀬戸市だからそのうち売れるだろう」と考え、5年間保有していましたが問い合わせはほとんどありませんでした。
建物内には大型家具や仏壇、農機具なども残されたままでした。
問題点
解決方法
売却に必要な費用と今後の維持費を整理した結果、現況のまま買取という選択肢をご提案しました。
残置物撤去や解体を行わず、そのまま引き渡しできる方法を選択したことで、所有者様の負担を大きく減らすことができました。
相続した実家を売却する場合、 「被相続人居住用財産の3,000万円特別控除」が利用できる可能性があります。
適用されれば譲渡所得税を大幅に軽減できる場合があります。
売却後では間に合わないケースもあるため、事前確認がおすすめです。
瀬戸市は住宅需要のある地域ですが、郊外の空き家は必ずしも簡単に売れるわけではありません。
空き家は時間が経つほど選択肢が減ることがあります。
まずは現状を整理し、どのような方法があるのかを確認することが大切です。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。 他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。