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2026年06月22日

瀬戸市の郊外にある空き家はなぜ売れない?「そのうち売れる」が危険な理由と対策

瀬戸市の郊外にある空き家はなぜ売れない?「そのうち売れる」が危険な理由と対策

「瀬戸市なら愛知県だから需要があると思っていた」

実際にご相談いただくお客様からよく聞く言葉です。

確かに瀬戸市は名古屋市に隣接し、住宅需要もあります。

しかし、その需要が集中しているのは主に市街地や駅周辺です。

一方で、品野町や上品野町、下品野町など郊外エリアでは、相続した実家が何年も売れないケースも珍しくありません。

特に近年は人口減少や高齢化の影響もあり、 「そのうち売れるだろう」と考えて放置した結果、さらに売れにくくなる空き家が増えています。


瀬戸市郊外の空き家が売れにくい理由

瀬戸市郊外では次のような条件が重なると売却が難しくなります。

  • ・築40年以上の住宅
  • ・駐車場が1台も確保できない
  • ・坂道や傾斜地に建っている
  • ・敷地が広すぎて維持管理が大変
  • ・残置物が大量に残っている
  • ・雨漏りやシロアリ被害がある
  • ・相続登記が完了していない

購入希望者は住宅ローンや将来の修繕費も考えながら物件を探します。

そのため、「安ければ売れる」という単純な話ではありません。

管理状態が悪い空き家ほど、購入後に多額の費用がかかるため敬遠される傾向があります。


空き家を放置すると発生する負担

空き家を所有しているだけでも様々な費用が発生します。

  • ・固定資産税
  • ・火災保険料
  • ・草刈り費用
  • ・樹木伐採費用
  • ・遠方からの交通費
  • ・建物の修繕費

特に県外や市外に住んでいる相続人の場合、管理のために何度も現地へ通う必要があります。

数年単位で考えると、想像以上の負担になるケースも少なくありません。


実際の相談事例|売れると思って5年間保有していた空き家

相談内容

瀬戸市上品野町にある築48年の木造住宅。

所有者様は名古屋市在住で、お父様がお亡くなりになった後に相続されました。

「瀬戸市だからそのうち売れるだろう」と考え、5年間保有していましたが問い合わせはほとんどありませんでした。

建物内には大型家具や仏壇、農機具なども残されたままでした。

問題点

  • ・年間の固定資産税負担が続いていた
  • ・毎年草刈りに数万円かかっていた
  • ・雨漏りが始まっていた
  • ・残置物処分だけで約150万円の見積もり
  • ・解体すると約300万円以上必要だった
  • ・管理のために月1回現地へ通っていた

解決方法

売却に必要な費用と今後の維持費を整理した結果、現況のまま買取という選択肢をご提案しました。

残置物撤去や解体を行わず、そのまま引き渡しできる方法を選択したことで、所有者様の負担を大きく減らすことができました。


相続した空き家なら3,000万円特別控除の確認を

相続した実家を売却する場合、 「被相続人居住用財産の3,000万円特別控除」が利用できる可能性があります。

適用されれば譲渡所得税を大幅に軽減できる場合があります。

  • ・相続した住宅であること
  • ・一定の耐震要件などを満たすこと
  • ・期限内に売却すること
  • ・その他税制上の要件を満たすこと

売却後では間に合わないケースもあるため、事前確認がおすすめです。


まとめ

瀬戸市は住宅需要のある地域ですが、郊外の空き家は必ずしも簡単に売れるわけではありません。

  • ・相続してから何年も放置している
  • ・遠方で管理できない
  • ・残置物が大量にある
  • ・解体費用が高額で悩んでいる
  • ・売却方法が分からない

空き家は時間が経つほど選択肢が減ることがあります。

まずは現状を整理し、どのような方法があるのかを確認することが大切です。

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この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。 他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

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