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「空き家バンクに登録すれば移住したい人が来るんじゃないですか?」
空き家バンクへの期待は理解できます。ただし「登録すれば売れる」という期待は、現実のデータと大きくずれていることがあります。
国土交通省「全国版空き家・空き地バンク」のデータ(令和5年2月末時点)
・参加自治体数:949自治体
・累積成約件数:約13,300件
・1自治体あたりの平均成約数:約14件(開始からの累計)
949の自治体が参加して、累計で13,300件。開始から数年の累計でこの数字であり、毎年コンスタントに成約しているわけではありません。多くの物件が登録されたまま成約に至らないのが現実です。
出典:国土交通省「全国版空き家・空き地バンクについて」令和5年2月末時点
全国の空き家バンクの成約データを分析した研究(J-STAGE掲載論文、2024年)では、成約しやすい物件に共通した特徴があることがわかっています。
・駅や保育施設へのアクセスが良い:子育て世代の移住希望者に響く
・市街化区域内の物件:利便性が高い
・状態が比較的良い:修繕費が少ない
・価格が適正:相場より大幅に高い物件は問い合わせが来にくい
・農地・広い敷地がある:田舎暮らし・農業目的の移住者に響く
成約しにくい物件の特徴
・交通利便性が低い(最寄り駅まで車で20分以上)
・山間部・標高が高い
・建物の老朽化が激しい(修繕費が高額になる)
・再建築不可
・荷物・残置物が大量にある(買い手側が片付けを嫌がる)
瑞浪市では、稲津町・土岐町など比較的平地のエリアは可能性がありますが、日吉町・釜戸町・陶町など山間部の物件は空き家バンクで成約に至る可能性が低いのが現実です。
判断のポイント
空き家バンクが向いている:時間をかけても高く売りたい・物件の状態が良い・駅近・平地・農地付きで移住希望者に魅力がある
買取が向いている:早く確実に手放したい・山間部・築古・荷物が多い・節税特例の期限が迫っている・交通利便性が低い
空き家バンクに登録してみて、半年〜1年間反応がなければ「買取に切り替える」という判断をする方も多いです。ただしその間も維持費はかかり続けます。
瑞浪市の空き家、空き家バンクか買取か一緒に判断しましょう
土岐町・稲津町・日吉町・釜戸町など瑞浪市全域対応。どちらが向いているかをご状況に応じてお伝えします。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。