営業時間/9:00〜18:00
「今すぐ売るつもりはないから、しばらく持っておこう」
この判断は間違いではありません。ただ、「持つ」という選択には、毎年確実にコストがかかります。そのコストを一度きちんと計算してみると、判断が変わることがあります。
可児市の一般的な空き家(木造戸建て・土地100㎡程度・築40年)を例に、年間コストと5年・10年のトータルを試算します。
固定資産税は「固定資産税評価額×1.4%」、都市計画税は「固定資産税評価額×0.3%」で計算されます。建物が建っている間は「住宅用地の特例」により、土地の課税標準額が最大で評価額の1/6に軽減されています。
可児市・一般的な空き家の固定資産税試算例
【土地】固定資産税評価額:300万円・200㎡以下(小規模住宅用地)
固定資産税:300万円 × 1/6 × 1.4% = 約7,000円
都市計画税:300万円 × 1/3 × 0.3% = 約3,000円
【建物】固定資産税評価額:100万円(築40年の場合、大幅に下がる)
固定資産税:100万円 × 1.4% = 約14,000円
合計:年間約24,000円(土地・建物合わせて)
※評価額・立地によって変わります。今渡・広見・土田など中心部に近いエリアでは評価額が高くなります。
建物を解体して更地にすると、住宅用地の特例が外れ、土地の固定資産税が最大6倍になります。同じ土地で年間7,000円だったものが、最大42,000円に跳ね上がる計算です(地方税法第349条の3の2)。
草刈り・庭木管理:年2〜4回業者依頼で年間3〜8万円
(可児市内でも今渡や広見周辺の住宅地では近隣への越境対策が必要)
火災保険:空き家は居住用より割高。年間2〜5万円
(告知義務を怠ると保険金が支払われないリスクもある)
現地確認の交通費・時間:名古屋から可児市まで車で約1時間。
月1回通うと年間交通費数万円+時間的コスト
突発的な修繕費:雨漏り・外壁剥落・雑排水詰まりなど
年平均で2〜10万円(発生しない年もあるが積み重なる)
水道・電気の基本料金(止めていない場合):年間1〜3万円
年間コスト合計(固定資産税+草刈り+保険+修繕など)の目安
最低ケース(草刈りのみ・保険加入):年間約8〜10万円
標準ケース(管理・保険・交通費込み):年間約15〜20万円
修繕が重なったケース:年間30万円以上になることも
標準ケースで計算した場合
3年間:約45〜60万円
5年間:約75〜100万円
10年間:約150〜200万円
※あくまで試算です。実際の金額は物件・管理状況によって大きく異なります。
査定を受けることで、「今いくらで売れるか」と「これ以上かかるはずだったコスト」が両方わかります。この2つを並べてみると、多くの方が「思ったより早く動いた方がいい」という判断になります。
可児市の空き家の維持費の洗い出しだけでも、固定資産税通知書をお持ちいただければ一緒に計算できます。売ると決めなくても大丈夫です。
可児市の空き家、維持費の整理から始めませんか
今渡・広見・若葉台・土田・久々利など可児市全域対応。固定資産税通知書があれば概算をお伝えできます。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。