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「今は動けないけど、そのうち考えよう」
こう思っている間にも、空き家は静かに変化しています。今日は「何もしない」を選んだ場合、5年後にどんな状況になるかを具体的に整理します。
空き家は人が住んでいる家に比べて、傷みのスピードが速いと言われています。その主な理由は「換気不足による湿気」です。
換気されないことで起きること
・室内の湿気が抜けず、カビ・腐食が進む
・木材が湿り、シロアリが発生しやすくなる(シロアリ被害は発見が遅れるほど修繕費が高額になる)
・雨漏りが発生しても気づかず、屋根・天井・床が広範囲に傷む
・外壁の劣化が進み、落下事故のリスクが高まる
一般的なシロアリ修繕費:50〜150万円以上
雨漏り修繕費:10〜100万円以上(範囲による)
放置した5年間で発生した修繕費が、売却で得られる価格を超えてしまう「赤字売却」になるケースもあります。
2023年12月施行の改正空家等対策特別措置法により、管理が不十分な空き家は市区町村から「管理不全空き家」として指導・勧告を受けるようになりました。勧告を受けると、固定資産税の住宅用地特例(最大1/6軽減)が解除されます。
さらに「特定空き家」に指定されると:
・行政からの命令に従わない場合、50万円以下の過料
・行政代執行(強制解体)が行われ、その費用が全額所有者に請求される
・解体費用は木造住宅の場合、一般的に100〜300万円以上
恵那市は大井町・長島町・武並町など市内全域で空き家対策に取り組んでいます。「まだ通知が来ていないから大丈夫」という状況は、いつ変わってもおかしくありません。
5年間の維持コスト試算(恵那市の一般的な戸建て)
固定資産税:年約2〜4万円 × 5年 = 約10〜20万円
草刈り・管理:年約3〜8万円 × 5年 = 約15〜40万円
火災保険:年約2〜4万円 × 5年 = 約10〜20万円
突発的な修繕(シロアリ・雨漏りなど):0〜150万円以上
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合計(修繕なし):約35〜80万円
合計(修繕あり):100〜230万円以上
※あくまで試算です。実際の金額は物件・状況によって異なります。
5年後に「やはり売ろう」と動いた場合、建物の傷みは進み、節税特例の期限は切れ、積み重なったコストも出ていった後です。今より有利な条件で売れる可能性は低くなっています。
「今動くのが早い」という感覚は正しいです。少なくとも今の状態での査定を知っておくことが、5年後に後悔しないための一歩になります。
恵那市の空き家、5年後の自分が後悔しないために今相談を
大井町・長島町・武並町・明智町など恵那市全域対応。査定だけでも、話を聞くだけでも歓迎です。
滝田 謙介(空家パートナー代表)
宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部
30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。