0120-776-330

営業時間/9:00〜18:00

2026年08月04日

可児市の空き家、更地にしてから売った方が高い?

可児市の空き家、更地にしてから売った方が高いは本当?

「古い家を解体して更地にしてから売ろうと思っています。そちらの方が高く売れますよね?」

どちらかというと、若い方より年齢を重ねたお客様に多い考え方です。確かに「きれいな更地の方が買いやすい、土地の価値は変わらない」というイメージがあります。昔は土地にかなりの価値があったのも事実。ただし実際の数字を計算してみると、「解体してから売る」ことが損につながるケースが多くあります。


解体すると起きる3つの問題

⚠️ 問題① 固定資産税が最大6倍になる

建物が建っている間は「住宅用地の特例」(地方税法第349条の3の2)により、土地の固定資産税の課税標準額が最大1/6に軽減されています。解体するとこの特例が外れ、翌年から税額が最大6倍になります。

試算例(可児市・土地100㎡・評価額350万円):
建物あり:350万円 × 1/6 × 1.4% ≒ 年間8,166円
更地にした後:350万円 × 1.4% = 年間49,000円
差額:年間約40,834円の増税。売れるまでの期間が長くなるほど積み重なる。

⚠️ 問題② 解体費用100〜200万円が出ていく

木造住宅の解体費用目安:
・30坪:100〜150万円程度
・40坪:130〜200万円程度
・アスベスト含有の場合:さらに30〜100万円以上加算

解体費用を支払っても、更地にしたことで解体費用分を回収できるとは限らない。

⚠️ 問題③ 再建築不可の土地は解体で「使えない土地」になる

可児市の旧市街地・細い路地に面した建物の中には、接道条件を満たしていない「再建築不可物件」が存在します(建築基準法第43条)。解体すると、更地にしても新しい建物が建てられず活用できない土地になってしまいます。

建物があるうちは「現状のまま買取」という選択肢があります。解体前に必ず接道条件を確認することが重要です。


「現状のまま買取」と「解体後に売却」の比較

試算例(可児市・一般的な戸建て)

現状のまま買取の場合:
買取価格:500万円(例)
解体費用:0円(買取業者が負担)
手元に残る金額:500万円

解体してから仲介売却の場合:
解体費用:150万円(自己負担)
更地売却価格:600万円(例)
仲介手数料(3%+6万円):約24万円
固定資産税増加分(売れるまで1年):約4万円
手元に残る金額:600万円 − 150万円 − 24万円 − 4万円 = 約422万円

「更地にして高く売る」方が、結果として手元に残る金額が少なくなることがあります。
※あくまで試算例です。実際の金額は物件・状況によって大きく変わります。

解体前に買取査定がおすすめ。「解体前の買取価格」と「解体後の売却見込み額から諸費用を引いた額」を比較した上で判断することが重要です。

可児市の空き家、解体前に一度ご相談ください

今渡・広見・若葉台・土田・久々利など可児市全域対応。解体vs買取の比較を一緒に計算します。

【参考資料】・地方税法第349条の3の2(住宅用地の特例)・建築基準法第43条(接道義務)

#可児市空き家 #更地 #解体 #固定資産税6倍 #思い込み #可児市不動産 #空き家買取

この記事の監修者

滝田 謙介(空家パートナー代表)

宅地建物取引士:岐阜県知事免許(1)第5381号
(公社)岐阜県宅地建物取引協会 東濃支部

30,000件以上の空き家問題を解決してきた「空き家買取のプロ」。他社で断られた困難物件の再生にも積極的に取り組んでいます。

SHARE

ページの先頭へ